小羊牧場

在整理房間的資料時發現了這篇自己唯一一次的對外發表文章
也是唯一一篇反應時事的文章
PO上來紀念一番　


這篇文章是在幾年前寫的
那時應著提供獎學金的財團的邀稿
因題材自由
所以
就針對那時的熱門話題
又是與我所學有關的”旧正田邸保存騒動”
寫了一篇


正田邸
它會如此的有名
是因為它是日本皇后美智子様的娘家
美智子皇后就是從這裡出嫁的


在2002年底因著雜誌,新聞的報導
日本國民開始知道這事
也開始了一連串的保存保護運動
但正田邸的命運
並沒有因著這些運動而改變
只是稍微延後實施
在隔年
我回台灣的那一年（2003年）初
它還是被拆毀了
可惜！！



正田邸
昭和8年（1933）竣工
設計：清水組
施工：清水組
木造2層房
 

樣式為「英国風」
以當時的社會來說
這雖不稱不上豪宅
但它是採取了很多英國住宅元素的摩登設計
反應出當時的住宅趨勢和傾向
它的規模也不是一開始便是如此
而是後來又因應生活所需再增建至如此規模


因這增建
也有一些聲音出來
”因後來有增建,所以沒有列為文化財保存的價值”
這是非常奇怪的論點
以住宅來說
它原本就會隨著使用者的家庭人口,生活樣式的變化來增改建的
只要它的增改建
是有考慮到原本的設計和整體的整合性
還是可以列為文化財的


再說
它這住宅還是日本第一位民間皇后...美智子皇后
從出生到出嫁為止的成長地方
由這視點來看
也非常具有歷史意義


對日本來說
它是個非常具有代表性的二次世戰後的住宅
若不保留在原地
也可以移到哪個地方的建築博物館呀～
為什麼到最後還是決定要拆毀
不懂！




「旧正田邸保存騒動について」


旧正田邸は1999年に皇后様の父で日清製粉名誉会長相談役の正田英三郎氏が亡くなった後、課税対象遺産約33億円に対して相続税の支払いの為財務省に物納され、11月中に取り壊されるという。住民団体が貴重な近代的建築物で、皇后様の実家でもあるとして書名運動を進めて来たにも関わらず、財務省は老朽化などを理由に建物を解体し土地を売却する方針を変えなかった。


この保存騒動について、多分日本中に知らない人はいないと思う。


私は日本へ来て、大学に入学してから建物、またその保存に関して興味を持つようになった。学外の見学や先生達の研究調査を手伝うことなどによって、専門知識を深めることが出来た。まだまだ勉強不足の私であるが、ここでこの騒動についていくつか感じたことを述べたいと思う。


1.この国の相続税は過酷ではないでしょうか？

古い建物に興味を持っている私は卒論に日本の登録文化財に指定された住宅の維持管理などについて調査を行った。アンケートやヒアリング調査で建物の現状やかかっている問題などを少しずつ分かるようになった。その中に一番深刻な問題はやはり相続税である。旧正田邸も同じ問題で物納された。今まで相続税の重さで、その地を離れざるを得なかった、または先祖が残してくれた建物を取り壊されざるを得なかったケースはたくさんあった。相続税の規制が変わらない限り、それぞれの時代の記念碑的な建物は次々と相続税の為に国庫に接収され、いずれ取り壊されてしまうのではないでしょうか？極端な言い方にすると、近い将来日本は京都、奈良以外、古い建物が残されているのは伝統的建造物群保存地区だけと言うことも過言ではない。


2.理解できない役員の考え方

住民団体が建物を残すために一生懸命活動しているにも関わらず、財務相は涼しい顔で「残すことは考えていない」、品川区長が「建物を取り壊して、その土地を昔のことを思い出させる公園にしたい。住民団体の活動は私と関係ない」と言う無神経な発言を理解できなかった。建物は今そこにあるのに、わざわざ取り壊してから昔の面影を思い出させる公園を造る必要があるでしょうか？もう少し慎重に考えてから発言した方がよいと思う。


3.建物としての価値

旧正田邸は民間から始めて皇室入りした皇后様の実家である。昭和初期の建物の姿を残していること自体も重要な要素である。旧正田邸は改装が何度も入れっている為、文化財には値しないと言われたが、文化財には値しなくても、昭和初期に建てられた和洋折衷の建物としての価値はトータルで見なければならないと思う。勿論、皇后様の意向は尊重すべきであるが、この建物は皇后様の実家でけではなく、昭和初期の日本建築史の証しでもある。


旧正田邸だけではなく、もう１つ昭和初期の記念碑である旧同潤会大塚女子アパートも年度内に取り壊される予定である。他の同潤会系列のアパートも取り壊される話が出てきた。本当に残念なことである。これから日本の戦後文化の最も上質な部分はどんどん失われて行くのではないでしょうか？物はその表面の価値を見るだけではなく、その中身の価値も見ないと心がだんだん乏しくなると思う。









此文完成於２００２年底




照片摘於：http://www5b.biglobe.ne.jp/~chou3/local/syoudatei/syoudatei.html